先祖供養
ご先祖さまにお花やお菓子、塔婆などをお供えしてお線香の香りを手向け、ご先祖さまとの思い出と一緒に安らかな時間を過ごしましょう。
令和八年 年回忌表
| 一周忌 | 令和七年 |
| 三回忌 | 令和六年 |
| 七回忌 | 令和二年 |
| 十三回忌 | 平成二十六年 |
| 十七回忌 | 平成二十二年 |
| 二十三回忌 | 平成十六年 |
| 二十七回忌 | 平成十二年 |
| 三十三回忌 | 平成六年 |
| 五十回忌 | 昭和五十二年 |
| 百回忌 | 昭和二年 |
旅の道しるべとなる13の仏さま
臨終の後って、私たちは皆、初めて見る、初めて感じる世界です。極楽浄土はあるのか?仏になるとは?死んだ後は何もなくなるって本当?生前に目で見たり、体験したりすることができないからこそ不安ですよね。物語では、やはり、臨終後の私たちは何をしたらよいか、どこへ行けばよいかわからず、最初はただただ良い香りがする方へ進むことぐらいしかないのだそうですが、徐々に慣れてくると、だんだん温かくなってきて、どこまでも幸せな気分になってくるのだとか。そして時々、案内看板のように仏さまが現れては行き先を教えてくれるとあります。ここではその仏さまをご紹介します。
初七日忌 【不動明王/ふどうみょうおう】
命日から1週間。故人が安らかに旅立つことができるよう願う最初の法事。不動明王の炎によって迷いや悩みを焼き払われた故人は、香りを頼りに進むと考えられています。法事では心を込めてお線香を手向け、故人の旅の安寧を祈りましょう。命日からの7週間、七七日忌(四十九日忌)までを「忌中」といって、この49日間は故人が仏となるための大切な大切な準備期間です。親族は御祝い事やレジャーなどは控え、この頃までに、故人のお位牌やご自宅を守るお仏壇、またご納骨の準備を整えましょう。
二七日忌 【釈迦如来/しゃかにょらい】
命日から2週間が経つと、いよいよ三途の川が見えてきます。故人は仏教の開祖「お釈迦さま」から、仏としての規則について説明を受けます。故人がその規則をしっかりと理解することができるよう応援してあげましょう。
三七日忌 【文殊菩薩/もんじゅぼさつ】
三途の川で心身を清めた故人は、「三人寄れば文殊の知恵」で知られる文殊菩薩から「智慧」を授かります。故人が正しい道へと向かうよう願いましょう。
四七日忌 【普賢菩薩/ふげんぼさつ】
普賢菩薩の慈悲の心は、故人の過去の過ちや間違いを帳消しにしてくれます。故人が慈悲の心を開くよう祈りましょう。
五七日忌 【地蔵菩薩/じぞうぼさつ】
これから2週間の最も険しい道中を、故人とともに歩み、身代わりとなって守ってくれるのが地蔵菩薩です。故人が苦難を乗り越えられるよう応援しましょう。浄玻璃の鏡に映し出された生前の罪状をもとに「エンマ大王」が裁きを下し、ウソをつくと舌を抜かれてしまうという話はご存知の方も多いのでは。でも、その恐ろしいエンマ大王の本当の姿は…実は、優しい優しい「お地蔵さん」なのです。
六七日忌 【弥勒菩薩/みろくぼさつ】
56億7千万年後、この世に生まれてくるといわれている弥勒菩薩から、故人は二七日の仏の規則、三七日の文殊の智慧と四七日の普賢の慈悲をもう一度授かり、いよいよ仏さまの世界へ入るための支度を整える時です。故人が忘れ物をしないように、遅刻しないように、道を間違えないように祈りましょう。
七七日忌(四十九日忌)【薬師如来/やくしにょらい】
ついに故人は、仏さまの世界に入ることを許されました。浄土までの旅の出発を前に、故人は薬師如来に心身を労わってもらいます。病を治す力を持つといわれる薬師如来は、悲しみや苦しみを乗り越えなければならない遺族皆様の心身も救ってくれるといわれています。法事では、これまでの中陰の旅を歩んでこられた故人へ、お線香の香りとともに労いの言葉を手向けましょう。また遺族皆様におかれましても、忌中期間は身を慎んだ生活をされて故人の旅の安全をお祈りになられたことと存じ上げます。お疲れさまでございました。この日をもって「忌明け」とし、普段の生活に戻るよう努めましょう。
百箇日忌 【観音菩薩/かんのんぼさつ】
49日間の旅の途中、道に迷い仏となることができずにいる故人は、この時「観音さま」が再審理を取り計らって救い出してくれます。「出苦忌・卒哭忌」ともいい、遺族は悲しみや苦しみから少しずつ離れ、哭く(泣く)のを止める頃だといわれています。ゆっくりと歩みを始めてみませんか。
一周忌 【勢至菩薩/せいしぼさつ】
命日から1年。未だに暗闇の中で道を見つけ出せずにいる故人は、祥月命日の仏さま「勢至菩薩」が剛腕と強い心で救い出してくれることでしょう。親族にとっては1年間の喪が明ける時です。法事では、故人亡き後から今日までの1年間を遺族皆様で振り返り、「喪明け」からは年賀状の発送や新年の挨拶、結婚式への出席や神社への参拝、家や車の購入など、新しいことを気兼ねなく始めましょう。
三回忌 【阿弥陀如来/あみだにょらい】
故人の旅は、ここでひとつの節目を迎えることとなります。阿弥陀如来によって極楽浄土の鍵を開けてもらい、「七宝の樹木」や「八功徳池」などの美しい景色と、清らかなそよ風が妙なる香りと音を運ぶ中で、故人は娑婆世界(現世)を救う教えを授かります。法事では、故人が安らかであるよう、そして、遺族皆様が毎日を安心して暮らせるよう願いましょう。
七回忌 【阿閦如来/あしゅくにょらい】
安らかに落ち着いた故人は、阿閦如来の教えを授かりなにごとにも迷うことのない仏となります。休広忌ともいい、故人との温かい思い出が広く行き渡る頃。遺族はこれまでの悲しみや苦しみを乗り越えられる時期であると考えられています。法事では、故人からの教えや思い出を遠慮することなく語り合い、焼香の香りを手向けましょう。そして、迷いや悩み、悲しみや苦しみのこの世界で暮らす遺族の皆様自身が災いや災難から守られ、正しい道を歩むことができるよう願いましょう。
十三回忌 【大日如来/だいにちにょらい】
故人が亡くなって12年。十二支がひと回りするこの年に、故人はついに大日如来と一体になります。大日如来は全ての仏さまの源、森羅万象の根源であり宇宙を表す仏様です。故人は遠く安らかな世界に到着です。十三回忌は「称名忌」ともいい、「称名」とは名前を呼ぶこと。法事では、故人がいる遠く安らかな世界まで届くよう皆様で故人の名前や戒名を唱え、焼香の香りとともに皆様の声も手向けましょう。
十七回忌 【大日如来/だいにちにょらい】
この頃になると故人を少し忘れ、うっかり法事を忘れてしまう…これは、遺族が安心して毎日を過ごしている証拠です。遠く安らか世界にいる故人は、仏となってからも静かに遺族皆様を見守っているということです。十七回忌は「慈明忌」ともいい、故人の慈悲に感謝する法事です。
二十三回忌 【大日如来/だいにちにょらい】
「思実忌」ともいいます。生前は嫌だった口癖や、少し腹が立った時の故人の本当の気持ちに気付かされる頃。法事では、故人の真実の思いに感謝し、また、自分の努力が実を結ぶよう願いましょう。
二十五回忌 【大日如来/だいにちにょらい】
それぞれのご事情で二十三回忌と二十七回忌を一緒に執り行いたい、また、うっかり忘れてしまった時。大丈夫です。
二十七回忌 【大日如来/だいにちにょらい】
「忍光忌」ともいい、仏の光を偲ぶ、つまり、故人との記憶を再度思い返す時。法事では、故人が存在したことを親族にしっかりと伝えましょう。
三十三回忌【虚空蔵菩薩/こくうぞうぼさつ】
「清浄忌・清浄本然忌」ともいいます。故人は浄化されて自然に還る時。13の仏さまの中で最後の仏さま虚空蔵菩薩によって自然の姿へ戻して頂きます。改めて先祖となられた故人の弔い上げの法事を通して先祖を理解し、私たちが生まれてきたことの奇跡に触れ、命を生き抜く意味を考えましょう。
追善供養はここまで。「追善」とは、この世を生きる私たちが故人の冥福を祈り応援してあげること。ここからは報恩供養です。「報恩」とは、故人から受けた恩に報いること。「ありがとう」感謝の供養になります。「供養」とは供に養うと書きます。先祖を思って、お墓やお仏壇に手を合わせたり、法事に参列したり、これらの供養を通して先祖は仏として成長し、私たちは心が成長するよう、そして、皆様の子々孫々への福徳となるよう、浄光院が心を込めてご供養申し上げます。




